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作左衛門の森の音楽会




2024年4月27日(土) 場所:西東京市下保谷にある屋敷林(高橋邸)



まるで、京都にいるような、緑に包まれた素敵なお屋敷でした。

最初に見学に訪れたのはまだまだ緑のない2月でしたから、この変わりように驚くとともに、「生命」のチカラを感ぜずにはいられませんでした。

森の保存会の方は、この地域のこうした屋敷林をとても大切に考えていて、何とかして残していきたいと、そのためにはこの活動を多くの方に知っていただく必要があるのだと様々なイベントを催しているそうです。そんな中、初の音楽イベントを私たちコモドがさせていただくことになりました。大変光栄なそしてありがたいことです。

そもそもは、私たちが「保谷駅前公民館」で練習中、写真展を開催していた会の方から、「一緒に何かできませんか?」と声をかけられたのがきっかけでした。

吹奏楽ってなに?から始まり、お庭で演奏できたら…いやいや住宅街でどこまで音を出せるのか。など、とにかく初めての試みなので打ち合わせに何度も足を運び、団員さんにも協力してもらって、アンサンブルやソロのプログラムで、しかも静かな曲を中心に組み立てました。


でもそれではもしかしたら1時間も座りっぱなしで疲れてしまうかも…

それもあって、ちょっと一息コーナーでは、お客様に小さな楽器を持たせて即興合奏をしていただきました。また、ユーフォのアンサンブルでは一緒に歌ってもらったりもして、参加型の演奏会にしてみました。

そう、ユーフォアンサンブルで吹いた「ハナミズキ」は西東京市の花だったんですね。曲紹介のMCの途中で会場からそんな話題が出て、みんなで盛り上がりました。そういうこともできるのが、依頼演奏の良いところですよね。お客様との一体感、温かな気持ちで演奏できて、本当に幸せなひと時となりました。


当初は、室内で閉め切って定員は20名でという予定でしたが、ご当主が近隣にご挨拶に回ってくださり、また警察署にまで出向いて今回の演奏の音についてお話しくださったそうで、ご理解をいただき、お庭を通りかかりの方も入れるようにと一般開放してくださり、窓も開けて演奏することができました。

もしこれを読んでくださった近隣の方がいらっしゃいましたら、この度はご理解とご協力をいただき、本当にありがとうございました。

厚く御礼申し上げます。


そして、また来年も企画いたします♪

今回ソロやアンサンブルの楽しさに目覚めた団員さんもいるようです。

ホールで演奏するだけでなく、こんな緑豊かなお屋敷でアンサンブルの本番もできるコモドで、一緒に活動してみたいな~と思われた方!

ぜひぜひ、当団に遊びに来てみてくださいね♪




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